XM(エックスエム)の評判・信頼性・取引環境を徹底評価|XMTrading(エックスエムトレーディング)の全て

海外FX業社レビュー

2009年に設立されて以降、XM(エックスエム/XMTrading)は信頼性やサービスの質の高さから、海外FXの王者として地位を築いてきた業者です。日本国内のトレーダーからの人気も非常に高く、当サイトにおける海外FX業者おすすめランキングにおいても堂々の1位に輝いていますね。もちろん海外でも国際的なシェアを持つメガブローカーとして認識されています。

XMは信頼性やサービスの質など、人気・実力ともにNo.1の海外FX業者
 評価
信頼性
取引環境
口座スペック
取引コスト
ボーナス
入出金
サポート
総合点数94点/100点
XMのメリット
  • 高い信頼性と実績を持つ大手海外FX業者
  • ゼロカット(マイナス残高リセット)で追証なし
  • 顧客資金はEUの優良銀行にて分別管理
  • 全注文の99.35%は1秒以内で約定
  • リクオートや約定拒否なし
  • 最大レバレッジは1000倍
  • ロスカット水準20%、ストップレベル0pipsなど、取引しやすいスペック
  • 最小10通貨から取引できるマイクロ口座を提供
  • ECN方式によるXM Zero口座を提供
  • 低スプレッドかつスワップフリーのKIWAMI極口座を提供
  • 全口座タイプで使える13,000円の口座開設ボーナスを提供
  • 10,500ドルまでの100%+20%入金ボーナスを常時実施
  • MT4、MT5に対応
  • FX、仮想通貨、商品、株価指数、貴金属、エネルギーなど、幅広い銘柄を取引可能
  • 国内銀行送金やbitwalletなど使いやすい入出金に対応
XMのデメリット
  • スプレッドや取引手数料は、他社と比べて安くはない(KIWAMI極口座を除く)
  • 法人口座は開設できない
  • 出金時のルールが多く注意が必要
XMの注目ポイント
  • 信頼性やサービス品質など、海外FX業者として総合力が高い
  • ボーナスが充実しており、投資資金が少なくても大きな利益を狙える
  • KIWAMI極口座やXM Zero口座など、中上級者向け低スプレッド口座も充実
  • 初心者から上級者までおすすめできる優良海外FX業者

XMで口座開設をして13,000円の口座開設ボーナスを受け取る

XMは2009年に設立され、世界190カ国に顧客を持つ国際的なブローカーです。日本を管轄する法人は「XMTrading」のブランド名で事業を行っており、セーシェル金融庁そしてモーリシャス金融サービス委員会のライセンスを取得して運営されています。

XMは、運営年数や実績、顧客資金管理体制、約定力、ボーナスキャンペーンなど、海外FX業者に求められる条件をどれをとっても高いレベルでクリアしており、総合力の高さで右に出るものはいないといっても過言ではありません。 取引環境としても、NDD方式による透明性の高い取引、最大レバレッジ1000倍、ストップレベル0pipsなど、ハイスペックな条件ですね。

ボーナスキャンペーンとしては、全口座タイプに対応した13,000円の口座開設ボーナスを実施。さらに、500ドルまで100%入金ボーナスや、10,000ドルまでの20%入金ボーナスを提供中です。特に口座開設ボーナスは高額であり、一切リスクをかけずにリアルトレードに挑戦できる環境が整えられています。

XMのデメリットを強いて挙げるとすれば、スプレッドなどの取引コストがやや高めという点でしょう。ただしそうした欠点も、KIWAMI極口座を利用することで克服できるようになりましたね。 加えて、XMは公式サイトやカスタマーサポートの日本語対応も万全です。日本人にも利用しやすい業者として、現在も海外FXの代名詞的存在として君臨しています。

XMの信頼性

法律によって一定の信頼性が担保されている国内FXとは違い、海外FXを選ぶ際は、まずその業者の信頼性を確認することが何よりも重要です。 高い信頼性を持つといわれるXMですが、運営年数やライセンス、そして資金管理の面からその信頼性を詳しく確認していきましょう。

2009年設立で十分な実績

XMは、最初は「Trading Point」というブランド名で2009年に設立された海外FX業者です。2012年にブランド名を「XEMarkets」に変更。そして2014年により短く覚えやすい「XM」と変更され、現在知られるXMの原型ができました。

2015年からはライセンスなどの都合により、日本はグループ内の別法人である「XMTrading」の管轄下に置かれています。 海外FXの中には、注目を集めながらも姿を消す業者もありますが、XMは右肩上がりに成長しており、今やグループ全体では全世界190カ国以上に顧客を持つ世界有数のFXブローカーの1社となっていますね。

長年に渡り安定したサービスを提供している運営会社の経営力なども、XMの信頼性を示す実績として評価して良いでしょう。

グループでは難関ライセンスも取得

XM(XMTrading)が取得している金融ライセンスは、以下の2つです。

  • セーシェル金融サービス庁(FSA)
  • モーリシャス金融サービス委員会(FSC)

XMはこうした公的な規制を受け、コンプライアンス等の要件を満たしながら運営されています。 さらにXMのグループ全体としては、以下のような金融ライセンスを取得しています。

  • キプロス証券取引委員会(CySEC)
  • オーストラリア証券投資委員会(ASIC)
  • ベリーズ国際金融サービス委員会(FSC)
  • ドバイ金融サービス機構(DFSA)

キプロス証券取引委員会(CySEC)を始めとするこれら4つのライセンスは、取得の際に求められる要件の高い難関ライセンスとして知られていますね。 XMは日本の金融庁への登録こそありませんが、公的な規制の指標となる取得ライセンスの面で、十分に信頼性があると見て良いでしょう。

ゼロカット(マイナス残高リセット)で追証なし

ゼロカット(マイナス残高リセット)とは、急な値動きによりロスカットが間に合わず、残高がマイナスの状態で決済された場合に、マイナス分は海外FX業者が負担する制度のことです。

XMはもちろんこのゼロカットを採用しているため、マイナス残高による追証はなく、思いがけない市場の急変動によって大きな借金を負うなどのリスクはありません。想定外の出来事が定期的に発生するマーケットでは、ゼロカットが持つ安心感は非常に大きいでと言えるでしょう。

例えば2015年に起きたスイスフランショックでは、XMはその際に発生した顧客のマイナス残高を全て補填しました。今ではこの一件は、XMのゼロカットをしっかりと履行するサービスの質の高さや、経営力や資金力の面での安全性を示す逸話になっています。

顧客資金はEUの優良銀行にて分別管理

XMの顧客資金管理についてネットを調べると、「信託保全を行っている」や「AIGの保険に加入している」などの様々な書かれ方をしています。中には過去の情報も含まれるため、「現在はどうなのか?」という点は少しわかりにくいですよね。 そこでXMに直接、顧客資金管理方法について問い合わせをおこない、得られた回答をまとめると以下のような内容になります。

  • XMは、セーシェル金融サービス庁(FSA)、またはモーリシャス金融サービス委員会(FSC)の規制管理下にて運営されている
  • いずれのライセンスにおいても、資金の分別管理が義務付けられている
  • XMの全顧客の資金は会社資金とは別の口座に保管されており、IFRS(国際財務報告基準)に基づいて計算される貸借対照表には含まれていない
  • これは、XMが破綻した場合でも顧客資金に影響が及ぶことはなく、その際に任命される管財人によって顧客へ資金は返還されることを意味している

XMでは信託保全は行っていませんが、厳格な規制により顧客資金はEUの優良銀行にて分別管理されています。万一XMが破綻した場合でも、預けた資金はユーザーの手元に返ってくると考えて良いでしょう。

日本の金融庁からは警告が発せられている

XMを含む多くの海外FX業者が、過去に金融庁からの警告を受けています。これは、日本の金融庁に未登録の状態で、国内在住者へ自社の金融商品の勧誘を行ったとみなされたためです。

現在XMではこうした警告への対応として、公式サイトの下部に「ユーザーが口座開設した場合は、XMの勧誘ではなく自分の意思で行ったものとみなす」という旨を記載しています。 ここで気になるのが、日本在住者がXMを利用するのは違法になるのか?ということでしょう。 結論からいうと、日本の投資家がXMを利用することは違法にあたりません。なぜかというと、以下のような法律があるためです。

登録を受けない外国証券業者であっても、その取引相手が証券会社やその他金融機関等の場合、もしくは証券業者が「勧誘」及び「勧誘に類する行為」をすることなく国内居住者から注文を受ける場合は、国内居住者との取引をすることができます。 〜金融庁HPより引用〜

また、金融庁によるXMなどの海外FX業者に対する警告も法的措置に直結するものではなく、ましてやユーザー側に警告が出ているわけではありません。現在のところ、金融庁の警告を恐れて、ユーザーがXMの利用を控える必要はないと考えられます。

XM

などの海外FX業者が日本の金融庁に届出を出さずに営業をしているのは、届出を出してしまうと日本国内の規制に従う必要があるためです。例えばレバレッジが25倍に制限されたり、またゼロカットが実施できない、ボーナスの提供ができないなど、日本国内では利用者にとって不利益な規制が多く存在しており、これを回避するためあえて無登録にしているということですね。

無登録であることはもちろんデメリットになり得ますが、無登録であるためにサービスに関する制限がなくなるというメリットでもありますので、これらのメリット・デメリットを天秤にかけた上で、利用の有無をユーザーそれぞれが判断するようにしましょう。

XM公式サイトで詳細を確認

XMの取引環境と口座スペック

XMには、NDD方式による透明性の高い取引や、最大1000倍のレバレッジなど、海外FXらしいメリットが多くありますね。 ここからは、XMの取引環境や口座スペックに関する点について、詳しく見ていきたいと思います。

NDD方式による透明性の高い取引

XMでは、スタンダード口座などのSTP口座、XM Zero口座のECN口座のいずれも、ディーラーを介さないNDD方式による透明性の高い取引が可能です。複数のリクイディティプロバイダーとの提携により、XMは高速で強固な約定力を提供しています。 XMの注文執行には、以下のような特徴があります。

  • 全注文の99.35%が1秒以下で執行
  • 執行率100%で注文拒否やリクオートなし
  • Virtual Dealer Pluginなし

上記にある「Virtual Dealer Plugin」とは、悪魔のプラグインとも呼ばれ、利益を出しているトレーダーが不利になるようなスリッページや約定拒否が起きるようにサーバー内に組み込まれるものです。当然、XMではこうした悪意ある操作は一切なく、透明性・公平性の高い環境で取引が可能です。

スキャルピングに対する制限なし

NDD方式による注文執行を行っているXMでは、短時間で頻繁に注文・決済を行うスキャルピングに対しても制限がありません。 公式ヘルプセンターでも全ての口座タイプでスキャルピングを認めていることが、明記されていますね。 裁量トレードのスキャルピングだけではなく、EAを利用したスキャルピングも問題なく行えます。

MT4/MT5を利用可能

XMでは取引ツール(プラットフォーム)として、MT4とMT5に対応しています。さらにXMの独自アプリを使った取引も可能です。 特にMT4とMT5は、裁量トレードだけではなく、EAを利用したシステムトレードにも対応している万能の取引ツールですね。

XMのMT4/MT5は以下のバージョンが用意されており、使用するデバイスや環境に合わせて選択できます。

  • WindowsPC版
  • Mac版
  • ブラウザ版(Web Trader)
  • iPhone/iPad版
  • Android版

こうした取引ツールは、XM公式サイトの「プラットフォーム」からダウンロード可能となっています。

FXや仮想通貨など幅広い取扱銘柄に対応

XMでは、55種類のFX通貨ペアをはじめとして、幅広く取引銘柄を扱っています。

取引銘柄銘柄数
FX通貨ペア55種類
仮想通貨ペア31種類
コモディティ8種類
貴金属(ゴールド/シルバー)
3種類
貴金属先物(パラジウム/プラチナ)
2種類
株価指数(現物)18種類
株価指数(先物)11種類
エネルギー(現物)
3種類
エネルギー(先物)
5種類

FX通貨ペアでは、メジャー通貨ペアはもちろん、人気のクロス円通貨ペアやエキゾチック通貨ペアなど全55ペアを取り扱っています。 さらに仮想通貨CFDの扱いも豊富で、最大レバレッジ500倍、土日取引可能、ゼロスワップなどの特徴があり、仮想通貨取引所と比較しても遜色ない取引条件となっていますね。

また、株価指数とエネルギー、そして貴金属(パラジウム/プラチナ)では、先物も扱っています。現物と先物では取引条件が少々異なるため、自分の取引方法に合った銘柄を選択できるという点もメリットでしょう。

最大1000倍のレバレッジ

XMのレバレッジは、最大1000倍(XM Zero口座は最大500倍)です。これは口座の最大レバレッジであり、取引口座の設定時に1倍〜1000倍まで段階的に選択できます。 XMの高い口座レバレッジには、以下のようなメリットがありますね。

  • ポジションを持つ際の必要証拠金を小さくできる
  • 用意する証拠金が少額でも、取引を始められる
  • 実効レバレッジをかけることで、非常に大きな数量で取引することも可能になる

高いレバレッジは、ハイレバトレード(証拠金に対して大きなロット数を設定した実効レバレッジの高いトレード)も容易に可能になるため、特に初心者はロット数の設定を慎重に行い、実効レバレッジを安全に低く保つ必要があります。 しかしそうした点に注意すれば、XMの高いレバレッジはトレーダーにとって大きな味方になるでしょう。

ロスカット水準20%、ストップレベル0pipsで取引しやすい

XMのマージンコール/ロスカット水準は以下の通りです。

 証拠金維持率
マージンコール
50%
ロスカット20%

マージンコール/ロスカットは、含み損によって証拠金維持率が低下した場合に発生します。 マージンコールとは、ロスカットの危険を知らせる警告段階ですね。そしてロスカットは、損失の拡大を防ぐためにFX業者によって行われる自動的な損切りのことです。XMはロスカット水準が20%となっているため、口座内の証拠金を十分に使って取引することができます。

またXMでは、全口座タイプ・全銘柄でストップレベルは0pipsとなっています。 ストップレベルとは、指値や逆指値注文を行う際に、その時のレートから最低限離しておかないといけない価格差のこと。XMはストップレベルが0pipsとなっているため、指値や逆指値注文を制限なく設定することができます。

口座残高によるレバレッジ制限に注意

最大1000倍のレバレッジを提供するXMですが、これはほとんどのFX通貨ペアとゴールド・シルバーが該当します。 特定の通貨ペアおよび仮想通貨をはじめとしたCFD銘柄では、個別にレバレッジが設定されているため、取引の際にはよく確認するようにしましょう。

また、最大1000倍レバレッジが適用される銘柄でも、下記のように口座残高によって段階的に最大レバレッジが制限されます。

口座残高
最大レバレッジ
4万ドル以下1000倍
4万ドル超〜8万ドル以下
500倍
8万ドル超〜20万ドル以下
200倍
20万ドル超100倍

XM Zero口座の最大レバレッジは500倍なので、口座残高によるレバレッジ制限は8万ドル超から適用されます。

XM公式サイトで取引環境の詳細を確認

XMの口座タイプとスプレッド

XMでは、特徴の異なる4種類の口座タイプを提供しています。 さらにXMでは、一度新規口座開設をしたら簡単な操作で追加口座を開設でき、最大で8つの口座を使い分けられます。そのため「4種類の口座タイプからどれか1つを選ばないといけない」わけではなく、用途ごとに複数の取引口座を使い分けることもできますね。

口座タイプごとに、スプレッドなどの取引コストや、利用可能なボーナスなどに違いがあるので、ぜひ自分に合った口座タイプを探して使ってみてください。

XMの口座タイプ一覧

口座タイプスタンダード口座マイクロ口座KIWAMI極口座XM Zero口座
口座通貨JPY/USD/EURJPY/USD/EURJPY/USD/EURJPY/USD/EUR
最大レバレッジ1000倍1000倍1000倍500倍
契約サイズ1ロット=10万通貨1ロット=1,000通貨1ロット=10万通貨
1ロット=10万通貨
最小取引ロット
0.01ロットMT4口座:0.01ロット、MT5口座:0.1ロット0.01ロット0.01ロット
1ポジションの最大取引ロット
50ロット100ロット50ロット50ロット
スプレッド平均的平均的狭い極狭
取引手数料なしなしなしあり
最小入金額500円500円500円500円
口座開設ボーナス
入金ボーナス××
ロイヤルティプログラム
××

スタンダード口座

スタンダード口座は、その名の通りXMで最も標準的な口座タイプですね。1ロットあたりの通貨単位は10万通貨であり、最小0.01ロット(=1,000通貨)から取引可能です。

スタンダード口座の最大のメリットは、XMが提供するボーナスキャンペーンを全て利用できることでしょう。ボーナスを活用して取引したい方の場合、スタンダード口座の利用がおすすめです。

一方でスプレッドに関してはそれほど狭くはなく平均的と言えますね。XMのスタンダード口座は、NDD/STP方式の中でも、即時決済(インスタントエクゼキューション=一旦業者が顧客の注文を決済してから、すぐにインターバンクへ流す方式)を採用していると思われます。業者側が一旦注文を受ける分、価格変動のリスクにさらされるため、そのヘッジとしてスプレッドはやや広めになるということですね。

スプレッドは広めの設定になりますが、即時決済のメリットである約定力の高さをユーザーは得ることができます。

マイクロ口座

XMのマイクロ口座は、XMで唯一「1ロット=1,000通貨」となっている、少額取引向けの口座タイプです。最小ロットは取引ツールによって以下のように異なります。

  • MT4口座:0.01ロット(=10通貨)
  • MT5口座:0.1ロット(=100通貨)

最小0.01ロット(10通貨)の取引では、1pipsの変動で発生する損益はおよそ0.1円。100pips動いてもわずか10円の損益しか発生しないため、非日常的なレベルの少額取引が可能です。 取引量のサイズ以外の条件はスタンダード口座と同じなので、リアルトレード環境での練習取引などに使える口座タイプですね。

KIWAMI極口座

XMのKIWAMI極口座は、取引手数料不要にもかかわらず、非常に狭いスプレッドでの取引が可能なSTP方式による口座タイプです。 KIWAMI極口座のメリットは、低コストの取引ができるだけではなく、以下の点も挙げられるでしょう。

  • 低スプレッド口座でありながら最大1000倍のレバレッジが利用できる
  • 主要なFX通貨ペア、ゴールド・シルバーでスワップフリー
  • 口座開設ボーナスを利用できる(入金ボーナス等は利用不可)

この中でも特に大きなメリットと言えるのが、さまざまな取引がスワップフリーであることではないでしょうか。もともとスワップフリーの仮想通貨ペアに加えて、主要なFX通貨ペアとゴールド・シルバーでスワップフリーとなっているため、スキャルピングやデイトレードだけではなく、長期保有のトレードにも適した口座タイプとなっています。

XM Zero口座

XMのZero口座は、ECN方式による低スプレッド口座タイプです。1ロットあたり往復10通貨の手数料に加えて、最小0pipsの極狭のスプレッドで取引可能なだけではなく、ECN方式による透明性・公平性の高い取引環境が最大のメリットですね。

XM Zero口座の取引手数料は、通貨ペアの基軸通貨によって異なる特徴があります。例えばEURUSDを1ロット取引する場合は、取引手数料は往復10ユーロ、USDJPYを1ロット取引する場合は、取引手数料は往復10ドル、といった具合です。

XM Zero口座では口座開設ボーナスが利用できますが、入金ボーナスやその他のキャンペーンは利用不可となっています。また最大レバレッジは500倍と、スタンダード口座の半分となっていますね。

さらにスプレッドと取引手数料の合計コストでは、XM Zero口座はKIWAMI極口座に次ぐ2番手である点も把握しておくべきでしょう。 スプレッドの狭さと取引環境に特化した口座タイプとなっているため、XM Zero口座は中上級者向けの口座タイプといえるでしょう。

口座タイプごとのスプレッド・取引手数料の特徴

XMでは、口座タイプによってスプレッドや取引手数料の有無など、コスト体系が異なります。 ここからは、主要通貨ペアの平均スプレッドなどを見ながら、XMの口座タイプごとの取引コストの特徴を確認しましょう。 まずは各口座タイプの取引手数料です。

 マイクロ口座
スタンダード口座
KIWAMI極口座XM Zero口座
取引手数料なしなし1ロットあたり往復10通貨

XM Zero口座の取引手数料は、スプレッドに換算すると1pips程度に相当します。 続いて、同じ期間内で主要通貨ペアの平均スプレッドを比較してみましょう。

 マイクロ口座
スタンダード口座
KIWAMI極口座XM Zero口座
EURUSD1.8pips0.7pips
0.2pips(1.2pips)
USDJPY1.7pips0.8pips
0.6pips(1.6pips)
GBPUSD2.1pips0.7pips
0.5pips(1.5pips)
EURJPY2.2pips1.1pips
0.9pips(1.9pips)

※括弧内は、取引手数料を含む実質的なスプレッド

スプレッドそのものの狭さでは、XM Zero口座が最も狭いですが、取引手数料を含む実質的なスプレッドを比較すると、XMではKIWAMI極口座が最も低コスト取引ができる口座タイプとなっています。 各口座タイプごとにコストの特徴や注文方式は大きく違うため、自分のトレードに合った口座タイプを選択するようにしましょう。

XMでは法人口座(法人アカウント)は作れない

口座タイプに関する注意点として、XMでは法人口座(法人アカウント)は作れない、ということがあります。 多くの海外FX業者は個人口座だけではなく、法人で登録し同名義の銀行口座などによる入出金に対応した法人口座(法人アカウント)も用意していますが、XMにはそれがありません。 法人口座が必要な人は限られているとは思いますが、あくまで個人利用に限られている点は、知っておいた方が良いでしょう。

XM公式サイトで口座タイプの詳細を確認

XMのボーナスキャンペーン

XMといえば、「高額・豊富な種類・クッション機能付き」の三拍子揃ったボーナスキャンペーンが利用できることも大きなメリットです。 現在XMでは、以下のボーナスキャンペーンを実施しています。

ボーナス金額
対象口座タイプ
口座開設ボーナス
13,000円全口座タイプ
100%入金ボーナス
上限500ドルスタンダード口座
マイクロ口座
20%入金ボーナス
上限10,000ドルスタンダード口座
マイクロ口座
ロイヤルティプログラム
無制限スタンダード口座
マイクロ口座

ここからは各ボーナスの詳細を解説していきたいと思います。

13,000円の口座開設ボーナス

XMでは新規ユーザーに対し、入金不要で13,000円のボーナスを付与しています。 口座開設ボーナスを受け取るための条件は、以下の通りですね。

  • XMで初めてアカウントを開設すること
  • 新規口座開設(新規アカウント開設)をしてから30日以内に、本人確認の完了と口座開設ボーナスの申請を行うこと

口座開設ボーナスは、ボーナス自体は出金できませんが、利益は自由に出金することができ、トレーダーにとってはメリットしかないボーナスと言えます。 全くリスクをかけずにFXをはじめとした各銘柄のリアルトレードに挑戦できるため、海外FXで入金することに抵抗がある初心者にとっても、XMは選択しやすい業者といえるでしょう。

XMの口座開設ボーナス13,000円の受け取りはこちら

10,500ドルまでの100%入金ボーナス+20%入金ボーナス

XMの入金ボーナスは、以下のような二本立てになっています。

  • 500ドルまでの100%入金ボーナス
  • 10,000ドルまでの20%入金ボーナス

最初の入金に対しては100%ボーナスが適用され、100%ボーナスを上限まで獲得すると、20%ボーナスに自動的に移行する仕組みですね。

XMの入金ボーナスでは、対象口座へ入金することにより自動的に入金額に対しての規定割合がボーナスとして付与される形です。例えば100%入金ボーナスの場合、1万円を入金したら1万円がボーナスとして付与され、合計2万円で取引を開始できるということですね。

XMの入金ボーナスは、ボーナスの上限額に至るまで、入金ごとにボーナスを獲得することが可能です。一度に多額を入金しなくても、少しずつ入金して無駄なくボーナスをもらうこともできるため、使いやすい仕様と言えるでしょう。

ロイヤルティプログラム

XMのロイヤルティプログラムは、ユーザーの利用日数によってステータスが上がり、そのステータスに応じて取引ごとにXMポイント(XMP)を獲得できるというものです。 獲得したXMポイントは、ボーナスか現金(ゴールドステータス以上の場合)に交換できますが、交換レートの面では圧倒的にボーナスへの交換が有利となっています。

 
交換レート
ボーナスへの交換
XMP÷3=ボーナス(USD)
現金への交換
XMP÷40=現金(USD)

ステータスには4つの段階がありますが、最も高いステータスである「エリート」へ到達するには新規口座開設し取引してから100日の期間と定期的な取引があれば十分なので、ステータスを上げることにそれほど苦労はしないでしょう。

エリートステータスの場合、1ロットの取引あたり20XMポイントの獲得となり、これはボーナスに交換すると約6.67ドル(約0.6pips相当)に相当します。ボーナスの還元率としては高めであり、実質的なスプレッド縮小効果や、ボーナスを使ってさらなる利益を狙うことが可能となっています。

その他のボーナスキャンペーン

XMでは常時開催のボーナスキャンペーンのほかに、期間限定で入金ボーナスやその他キャンペーンを実施することがあります。 また、常時開催の入金ボーナスは獲得済みのボーナス額が時々リセットされることがあり、その場合は同じボーナスをもう一度獲得することが可能です。 こうしたキャンペーン情報は、公式サイト内やキャンペーンメール等、または会員ページ内で確認できますので、興味のある人はチェックしてみてください。

XM公式サイトのボーナスキャンペーンページで詳細を確認

XMのボーナスの特徴、注意点

XMのボーナスに共通する特徴や注意点は、以下の通りです。

  • ボーナスはクッション機能あり
  • ボーナスを使って得た利益は出金可能だが、ボーナス自体は出金できない
  • 残高を出金すると、出金額と同割合のボーナスが消滅する
  • ボーナス対象口座に限り、アカウント内の資金移動の際にはボーナスも同時に移動する

「ボーナスのクッション機能」とは、ボーナスの証拠金としての働きのことです。クッション機能ありのボーナスの場合、ボーナスが取引口座内にあるうちは、入金額などの残高と同じように証拠金として使えるため、証拠金を補えるボーナスとして非常にメリットが多いと言えるでしょう。

その代わりクッション機能ありのボーナスは、取引にしか使うことができません。XMの場合は、残高を出金すると同割合のボーナスが自動的に消滅します。消滅したボーナスは復元できないので、出金する際には注意しましょう。

XMの入出金方法

多様な入出金方法に対応していることや、少額から入金可能なことも、XMのメリットですね。 ここからは、入出金方法に関してのXMの特徴を見ていきましょう。

XMの入出金方法一覧

XMの入金方法

入金方法最低入金額入金手数料反映時間
国内銀行送金なし1万円未満の入金では1,750円の手数料
着金後1時間以内
コンビニ入金1万円5万円未満の入金では300円の手数料
入金手続き後数時間以内
bitwallet500円なし即時
STICPAY500円なし即時
BXONE500円なし即時
VISA(クレジット・デビットカード)
500円なし即時
JCB(クレジット・デビットカード)
1万円なし即時

XMの出金方法

出金方法最低出金額出金上限額出金手数料着金時間
国内銀行送金1万円制限なし40万円未満の出金では2,500円の手数料2〜5営業日
bitwallet500円入金額までなし
出金処理完了後即時
STICPAY500円入金額までなし
出金処理完了後即時
BXONE500円入金額までなし
出金処理完了後即時
VISA(クレジット・デビットカード)
500円入金額までなし最大2ヶ月程度

XMでは7種類の入金方法、そして5種類の出金方法に対応しています。しかし、それぞれで手数料が発生する条件や、最低入出金額、出金の上限額が異なる点には注意しましょう。

XMでは出金時のルールが多め

多くの入金方法に対応しているXMですが、マネーロンダリング防止などのために、出金時には以下のような注意すべきルールが存在します。

  • 入金した方法で出金しなければいけない
  • 複数の入金方法を利用した場合、出金方法の優先順位を守らなければいけない
  • 入金額を超える利益分を出金できるのは、国内銀行送金のみ

また、出金方法の優先順位は以下のようになります。

  1. VISA(クレジット・デビットカード)
  2. オンラインウォレット(bitwallet/STICPAY/BXONE)
  3. 国内銀行送金

例)VISAカードとbitwalletでそれぞれ1万円ずつ入金し、1万円の利益が出て、全額(3万円)を出金する場合

「入金方法=出金方法」の原則があるため、出金額の3万円を国内銀行送金などで出金することはできません。まずは優先順位に基づき、①VISAカード、②bitwalletの順に入金額までの出金手続きをとります。利益分である1万円は、最後に国内銀行送金で出金します。

XMではこうしたルールがあるため、「国内銀行送金で入金し、国内銀行送金で出金する」のが最もシンプルでわかりやすい入出金のやり方です。 国内銀行送金以外の入出金方法を使う場合でも、出金のことを考えると、なるべく入金方法は分散させないほうが良いでしょう。

XMには悪質な出金拒否の評判なし

出金時に多くのルールがあるXMですが、悪質な出金拒否の評判は一切ありません。それどころか、早くて確実に出金してくれる海外FX業者として非常に評判が高いですね。

XMのようにスプレッド収入を主とする海外FX業者では、「顧客の利益=業者の利益」というビジネスモデルが成り立ちます。そのため勝ちすぎたら出金拒否される、ということは起こり得ず、むしろたくさん取引してスプレッドを払ってくれる顧客は歓迎されるでしょう。 出金拒否の不安なく高額出金をしたいトレーダーにとっても、XMはおすすめです。

XMのサポート・その他のサービス

XMでは、日本人スタッフによる丁寧なサポートが受けられるだけでなく、無料のウェビナーや計算ツールも充実しています。 ここからは、そうしたXMのサポートやその他のサービスについて特徴を確認していきましょう。

メール、ライブチャットによる週5日24時間体制でのサポート

XMでは、日本人スタッフが常駐しており、日本語による丁寧なサポートを受けることができます。 サポートはメールかライブチャットで行われ、営業時間は週5日24時間(土日の問い合わせは翌営業日以降)です。 XMのサポートは海外FXの中でも優秀で丁寧なので、困ったことがあっても安心して日本語で問い合わせられますね。

XMの公式サポートページはこちら

トレード計算機を無料で利用可能

XMでは、ピップ値計算ツール証拠金計算ツールなど、取引を便利にするツールを公式サイト内に設置しており、無料で使うことができます。 特にスワップポイントの計算などは少々手間がかかるものですが、XMが提供しているスワップレートによる日本円換算のスワップポイントを簡単に計算できるのはメリットが大きいでしょう。

XMのFX計算ツールの一覧はこちら

ウェビナーによるトレード講座を毎週開催

XMでは毎週火曜日と水曜日(お休みの週もあり)に、日本人トレーダーの秋又龍志氏による無料のウェビナーを開催しています。ウェビナーとはウェブ+セミナーの略で、オンラインのライブセミナーのことですね。 XMのウェビナーは特定の手法を教えるような講座ではなく、チャート分析やトレードへの向き合い方などの基礎的な話題となっており、ネット上の評判もかなり良いです。

ウェビナーは、XMの口座を持っていなくても誰でも無料で受講(視聴)可能なので、トレードの初心者や学習に行き詰まっているような方は一度見てみてはいかがでしょうか。

XMの公式ウェビナーページはこちら

XMの利用をおすすめするトレーダー

最後は、XMの利用をおすすめするトレーダーのタイプについてまとめてみたいと思います。

ボーナスを利用して小額から利益を狙いたいトレーダー

XMは以下のような条件があるため、少額からでもトレードを始めやすい海外FX業者です。

  • 高額ボーナスキャンペーンを実施
  • 最大レバレッジが1000倍
  • 最小10通貨から取引できるマイクロ口座を提供
  • 入金方法によっては500円からの入金に対応

特にボーナスは豊富であり、13,000円の口座開設ボーナスや、500ドルまでの100%入金ボーナス、10,000ドルまでの20%入金ボーナスはメリットも大きいですね。 投資資金が少ないトレーダーでも、XMのボーナスで証拠金を増やせば、投資初期段階によくある証拠金の少なさというハンデを緩和できます。

KIWAMI極口座やXM Zero口座の低スプレッド口座に魅力を感じるトレーダー

XMでは、STP方式によるKIWAMI極口座、ECN方式によるXM Zero口座という、2つの低スプレッド口座を提供しています。 XMは全口座タイプでスキャルピングが可能ですが、こうした低スプレッド口座はスキャルピングやデイトレードなどをする際には、特に有利でしょう。

もちろん、裁量トレードだけではなく、EAを利用した自動売買でも低スプレッド口座は活躍します。 この2つの口座タイプは、海外FXの中では珍しく口座開設ボーナスに対応しているため、XMで新規口座開設するトレーダーにとっても選択しやすいメリットがありますね。安全性の高い海外FX業者で低スプレッド取引をしたい場合、XMのKIWAMI極口座やXM Zero口座がおすすめです

ブローカーの信頼性を重視する上級者・プロトレーダー

XMの最大のメリットともいえるのが、FXブローカーとしての安全性や運営会社の信頼性の高さです。 スプレッドの狭さだけを見るなら、XMよりも低スプレッドを提供している海外FX業者は少なくありません。それでもXMが支持されるのは、実績に裏付けられたブランド力があるからでしょう。

約定力をはじめとした取引環境や、入出金の安定性、万一の際のゼロカット、厳格な顧客資金の分別管理など、FX業者としての信頼性を重視するトレーダーにとって、XMは有力な候補になるでしょう。

まとめ

今回は海外FX業者のXM(XMTrading)について、その特徴やメリット・デメリットなどを総合的に解説してきました。 XMの特徴は、FX業者としての信頼性の上に作られた、ボーナスをはじめとしたサービスの質の高さ、そしてバランスの良さでしょう。

口座開設ボーナスは13,000円とかなり高額なので、これだけでも挑戦する価値があります。 一方で、XM唯一の弱点といえるスプレッドの広さなどは、取引コストを気にするトレーダーにとってはデメリットです。 自分のトレードスタイルやFX業者に求める要素を考慮した上で、「XMが良い」と思われたならぜひ利用してみてください。

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