JAPAN ORGANIC AGRICULTURE ASSOCIATION

日本有機農業研究会

『土と健康』2008年12月号(一部紹介)

画・田島征三

今月の表紙
発作・田島征三
撮影・酒井 敦

 表紙のことば

落ち葉の季節はロマンチックだし、
地面に舞う枯れ葉もきれいだ。
だが、プォーンと騒がしい音が響き渡り、
火焔放射器の様なガソリン臭い風を撒き散らす道具で、
美しい落ち葉を吹き飛ばして、
一か所でまとめてゴミ集めのクルマが持って行ってしまうのが
腹立たしい。
静かな秋に無神経な音と匂い、
それに堆肥造りの大事な宝物を
プラスチック廃棄物などと焼却炉で燃やしてしまうのが、
もったいない。
「大切な落ち葉に手を出すな」と、落ち葉を守る番人を作った。

田島征三
ホームページアドレス http://www.geocities.jp/djrnq642/


 今月の記事から

● 報告 夏の日本有機農業研究会シンポジウム 2008年8月22日 於 国立オリンピック記念青少年総合センター   ・・・・ 田坂 興亜
G8を超えて 自給と「提携」、有機農業を!
自給をめざした有機農業こそが、飢えの問題解決への道

 この4月に国連が主催した「開発のための農業科学技術の評価」(IAASTD)の国際会議が南アフリカのヨハネスブルグであり、NGO側からPAN(国際農薬監視行動ネットワーク)の一員として参加してきました。そこでは、農業が今、転換期にきているという重要なことがいわれました。これまで、食料生産と言えば、「食料の増産」、それも「現代の科学技術を用いて」というパラダイムだったのですが、そのパラダイムを変えるべき時が来ているということです。きょうは、前半はこの会議について、日本の関わりも含めて、お話したいと思います。そして後半には、食糧問題と有機農業の役割について、私の具体的に経験した事柄を中心にして、ご紹介したいと思います。

● 資料1 開発のための農業科学・技術の国際評価

 農業は、生物多様性の喪失、地球温暖化、水資源の枯渇などを含む、我々が現在直面している様々な問題に深く関わっている。食糧の増産が遂行されてきた一方で、栄養失調や貧困が、今なお世界の多くの地域で人々の健康と生存権を脅かしている。この国際的な農業技術の評価の試みは、飢餓と貧困を減らし、農村の人々の暮らしを改善し、公正で持続可能な発展を促すために、農業に関わる知識、科学・技術をどのようにより良く用いるべきかに焦点を合わせて行なわれた。

● 資料2 新しい農業の時代が今日始まる!

 IAASTDに参加した市民社会グループによる最終報告書に対するコメント

● とれたて青年部14 3農園合同のお祭り   ・・・・ 井上 昌代

 やぎ農園(千葉)☆織座農園(長野)☆有機農園つ・む・ぎ(神奈川)の仲良し有機農園による合同収穫祭が11月29日(土)・30日(日)の2日間にわたって開催されました♪開催地は毎年順繰りで、今年は神奈川県二宮町の古民家"ふるさとの家"を舞台に、2日間ともお天気に恵まれ、3農園つながりの延べ約100人(正味74人)が集い、本当に賑やかな楽しい収穫祭となりました。

● 追悼 「提携」砦に有機農業を実践 大平博四さん

弔辞   ・・・・ 佐藤喜作
太平さんによる種苗開放   ・・・・ 武田 松男
「人生は熱と真心」を胸に   ・・・・ 渡邊 和彦
少食に未来の希望を拓らく 甲田光雄先生   ・・・・ 槌田 劭
砂漠に種をまいた人 福岡正信先生   ・・・・ 大西 道子

● 第37回日本有機農業研究会全国大会・総会

 全国有機農業の集い 新潟大会>> 詳しく 大会テーマ はばたけ、有機農業

● 「提携」をひろげよう
「安全な食べ物をつくって食べる会」の料理講習会訪問   ・・・・ 安藤 範親

 「安全な食べ物をつくって食べる会」の三多摩火曜ブロックが開催する料理講習会に参加しました。安全な食べ物をつくって食べる会は1974年2月、三芳村生産グループと「提携」する消費者組織として発足。お互いの間に中間者を置かず、信頼関係に基づく「提携」という方法で、有機農業運動を実践しており、現在首都圏一帯に約900人の会員がいます。

● 熱き心くん   ・・・・ 阪本孝司・瑞恵

 座右の銘の一つに、宮沢賢治の農民芸術概論綱要に載っている「世界が全体幸福にならないうちは個人の幸福はありえない」という言葉があります。基本的にその精神を目指して生きています。
 高校生の頃、SEEDという漫画に出会い、砂漢緑化や国際協力がしたいと思い、東京農業大学の開発学科に入学。その後、いろんな人や本との出会い、そしてNGOが主催しているワークキャンプの参加を通じ、途上国の生活に触れることなどから、外側(開発途上国)を解決するよりも、内側(先進国)を解決する方がより効果的で大事なのではないかと気づきました。さらに、農業の楽しさや素晴しさ、日本の農業の抱える問題など、さまざまなきっかけから将来は農に携る仕事に就きたいと考えていました。卒業後一度は社会に出たものの、箱の中で働く仕事が性分に合わず、農業研修の道へ。

● BOOK『畑がついているエコアパートをつくろう』平田裕之/山田貴宏   ・・・・ 笠原 眞弓

 一冊に詰まる住まい方の哲学 >> 詳しく

● 2008年『土と健康』総目次


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