JAPAN ORGANIC AGRICULTURE ASSOCIATION

日本有機農業研究会

『土と健康』2008年10月号(一部紹介)

画・田島征三

今月の表紙
発作・田島征三
撮影・酒井 敦

 表紙のことば

伊豆の海辺で拾った流木を、越後まで連れて行って
撮影しました。
8月に、新潟県十日町市の旧真田小学校の体育館に、
カボチャ700個ぶら下げたことは、
本文20〜21ページの妻の報告に詳しいが、
「なぜカボチャなのか?」と問われたら、
「農産物(荒縄を含めて)の美しさをアピールしたかった」と
答えます。
廃校になった小学校を蘇らせるため
高邁な芸術より、生活と繋がったアートだと思いました。

田島征三
ホームページアドレス http://www.geocities.jp/djrnq642/


 今月の記事から

● GMナタネ自生調査全国報告集会in名古屋から 輸入GMナタネから国内自生
種子の遺伝子汚染を許すな!   ・・・・ 石川 豊久

 日本全国でナタネを輸入している主な港は10か所あり、そのすべてを調査することなど、とても中部の会などのローカルな組織の手に負えるものではありません。そこで始められたのが市民団体「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」の呼びかけによる全国調査でした。これはナタネの輸入港ばかりでなく、日本全国の消費者団体がその活動地域内のナタネ調査を行うという大規模な試みです。 GM汚染が起こっていることがわかっている地域のみならず、あらゆる可能性を考慮すれば、このような広範囲での監視活動は大きな意義をもっています。全国調査は今年ですでに4回目。その結果を全国報告集会に持ち寄り、発表することで社会的にもアピール度の高いものになっています。

● 第36回日本有機農業研究会全国大会・シンポジウム「どうする食と農の自給・自立」から
世界の食料自給を視野に 「同時作」という概念   ・・・・ 古野 隆雄

 「井戸を掘る」=農業の技術をつくる、「伝統的アヒル水田放飼農法」と「同時作」の違い、「輪作」と「同時作」は相補的な関係、田んぼの生産力が上がる「輪作」と「同時作」の統合、効率化や省力技術も大切、有機で直播きに挑戦

● 落ち葉や雑草、生ごみでできる温暖化対策
ひろげよう!堆肥わくわく運動   ・・・・ 堀合知子/魚住道郎

 「堆肥わくわく運動」とは、昔ながらの堆肥づくり用の「堆肥框(たいひわく)」を活用して、過程から出る生ごみを落ち葉や雑草と混ぜて堆肥化することで、温暖化防止キャンペーンを市民自らの手で進めるものです。

● とれたて青年部12 出版記念パーティに乞うご期待   ・・・・ 佐久間 清和

 先月号でご案内しましたアンケートをまとめた本「有機農業を始めました!88人の実践」の原稿の最終チェックが終わり、印刷、仕上がりを待つばかりとなりました。冬に出版記念パーティを予定しております。

● 農の技セミナー2008・7・7報告 日本有機農業研究会生産部
カリフォルニア・有機農業 技術研究ネットワークの成果   ・・・・ 村本 穣司

アメリカの西海岸、サンタクルーズ郡では、2005年に全野菜・イチゴ作付面積に占める有機の割合が15%に達した。この地域では、2004年からアメリカ農務省の有機農業研究プログラムの一環として「有機農業技術研究ネットワーク」づくりが始まっている。その背景や活動のようすを村本穣司さんに紹介していただいた。

● 農の技談義3 えんどうとそら豆   ・・・・ 林重孝×武田松男

春先、やわらかい莢(さや)を食べる「絹さや」、洋風炒め物に似合うスナップえんどう、グリーンピース、うぐいす豆。蒔きどきは、えんどうは11月上旬から12月初旬で、そら豆は10月末(関東)。

● ひろば かぼちゃアートはすごい   ・・・・ 田島 喜代恵

 700個で創る"かぼちゃアート"。エッ?かぼちゃ?そうです、今が旬の、うまいうまい生のかぼちゃのアートです。2008年の8月1日〜31日の1か月間、新潟県十日町市の山また山奥のすり鉢底のような地形にある旧真田小学校ぜーんぶが、田島征三の作品展示館になりました。
 この小学校は2005年、3人(男生徒2人、女生徒1人)のこどもたちの卒業も待たず廃校にされてしまったものです。築70年近く、地元の山々で育った樹木で建てられた校舎です。
 さて、そのかぼちゃアートは、校舎につながる体育館に展示されました。体育館も木づくりです。力強く、また、美しく組み合わされたみごとな合掌づくりの梁に、700個の生のかぼちゃが高く低く吊るされました。

● 熱き心くん   ・・・・ 太田 茂樹

 私たち家族が住む丸森町筆甫(ひっぽ)地区は宮城県の南端に位置し、福島県と接している。町の中心部から10キロほど山奥へ入っていくいわゆる「どん詰まり」の集落である。しかしその渓流沿いを走る道は広葉樹に覆われ「緑のトンネル」と呼ばれて四季折々の風景を楽しませてくれる。

● BOOK『生命と食』福岡伸一著   ・・・・ 渡部 朝香

 『生命と食』は、今年3月2日、東京で開催された第36回日本有機農業研究会全国大会での福岡伸一先生の記念講演をもとにした一冊です。
 とはいえ、大会で語られなかったトピックも多々加筆していただきましたので、講演とは一味違う、福岡先生の食をめぐる思考のエッセンスが凝縮された本になったと自負しています。 >> 詳しく

● BOOK『食大乱の時代』大野和興・西沢江美子著   ・・・・ 大野 和興

 中国からのギョーザに農薬が入っていたと大騒ぎしていたら、そこに食料危機なるものが津波のようにおしよせてきて、世界中を飲み込んだ。せきたてられるように、本書の執筆を急いだ。長年農と食をめぐる問題を見つづけ、現場で当事者の方々と動いてきたものとして、わたしたちはいま表面にあらわれているあれこれの根っこで何が起こっているのか、それはどういう意味を持っているのかを明らかにしたいと考えた。 >> 詳しく

● BOOK『人生八十三年の回顧』宮下久吉著

 1984年から92年まで日本有機農業研究会常任幹事を務めた。本書はその思い出や折々に執筆した旅行記、関連資料などをとりまとめて綴った自分史である。

● 各地から

 北陸 3400人の町に500人!   ・・・・ 伊藤 洋子
 北陸 アフリ力青年がやってきた   ・・・・ 玉井 道敏
 東北 地球畑カフェ「草原をわたる船」   ・・・・ 大和田 清香


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