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2007年3月号

今月の表紙
画・田島征三
作・田島征三
撮影・酒井 敦
 表紙のことば

 これは奄美の浜辺でひろった枝珊瑚のかけらです。
 流木ではないけれど漂流物の仲間です。
 僕とカメラマンの酒井くんはこの撮影の最中に
 「こんなキャラクターが登場する絵本をつくりたいねえ」
 と、話し合いました。
 一昨年『モクレンおじさん』という絵本を海辺でつくりましたが、
 海辺での仕事は辛く、厳しいことも多いけど、
 すごく魅力的です。

田島征三
ホームページアドレス
http://www.geocities.jp/djrnq642/

今月の記事から
● 私の発言 有機農業推進法に期待する
 長期・本格的なスタートを!   ・・・・ 金子 美登
 有機農業推進法の成立を受けて農水省は基本方針を定めるに当たり、食料・農業・農村政策審議会生産分科会の6名の委員に有機農業の推進に関する基本的な方針について調査審議するため、7名の臨時委員を加え、次の日程で動き始めた。1月19日、食糧・農業・農村政策審議会臨時委員に農水大臣より唯一の生産者として任命を受けてからは、一人でも多くの生産者の声を聞くことを第一に考えて審議会に臨むことを心がけた。1月22日、東京五反田TOCビルにおいて、有機農業生産者懇話会発足の集い。23日、滋賀県立大学において、農を変えたい!全国集会の滋賀プレ集会。27日、岩手県盛岡市において、岩手県有機農業研究会交流会。28日、栃木県宇都宮氏において、民間稲作研究所、創立十周年公開シンポジウム。以上、生産者及び有機農業関係者の声に大きな力をいただいて第一回の審議会に参加した。この審議会を含めた前後の動きは、『週刊農林』07年2月15日号(農林出版社)に最もタイムリーに取り上げられている。
● 「有機農業推進法基本方針」へ向け 農水省環境保全型農業対策室と話し合う   ・・・・ 日本有機農業研究会 提携と基準部
 有機農業推進法の基本方針の策定に向け、農林水産省(環境保全型農業対策室、栗原眞室長)と本会との話し合いを2月20日に行いました。すでに昨年12月11日に本会の基本的な法施行についての要望書は提出してありますが(『土と健康』誌1・2月合併号に掲載)、その後の基本方針案審議に沿う形で懇談したものです。本会の基本方針へ向けた基本原則の要望は、次の4点です。
 1 有機農家やそれを支える関係者の自主性を保障すること
 2 これまでの日本の有機農業の発展経過との継続性を確保すること
 3 有機農業の基本理念を正しく踏まえた政策としての高い理念性を保持すること
 4 一人ひとりの有機農業への意欲に対して、支援すること
● 06・12・10 農業・農村の未来と有機農業 シンポジウム報告・上(2回連載)   ・・・・ 中屋敷 宏
1、基本的視点−「グローバルなレベルを考えながら、日常を改革することが、未来につながる」という、フランスの反グローバリゼーション活動家で農民のジョゼ・ボベさんの言葉のような視点を基本的に据えてお話します。
2、アメリカの対日農業戦略−グローバリゼーションの中での農業問題を考える場合、アメリカの農業戦略がどういうものであるかを知ることが非常に大事です。
3、アメリカ農業の日本進出の根拠−水位低下や農薬、化学肥料の使いすぎでアメリカ農業が何年持つかという心配があります。もうひとつに、日本の政治のアメリカ従属がひどすぎることです。
4、アメリカ農業が日本進出をはたすための条件−それをさせないためには、まず、家族農業をつぶさないこと。農地法を守ることなどです。
5、新農政の内容とその予想される結果
6、新農政の農政観とその批判
7、農業の世界市場は市場原理では動いていない
8、有機農業運動の課題
9、結語
● 手前味噌を作ろう♪に参加して   ・・・・ 柳井 宏美
 昔は、味噌もそれぞれの家庭で手作りしていたと聞き、自分でも作れたらいいなと思って参加しました。
● 06・10・28 第4回生産者・消費者交流会・特別講演
病害虫に負けない作物づくり −園芸作物を中心に(上)2回連載−   ・・・・ 杉山 信男
 「病害虫との戦いだった園芸生産」−現在私たちが食べている野菜や果物の多くは明治維新後にアメリカやヨーロッパから導入されたものですが、導入当初はほとんどの府県で病害虫の被害が多発し、うまく栽培できませんでした。「環境保全型農業とは?」−環境保全型の農業技術は、土壌の理化学性の改善、化学肥料の低減、合成農薬の低減技術の3つに纏めることができます。「病害虫密度を低下させるための技術」−ここでは病害虫に的を絞り、いくつかの例を挙げながら環境保全型農業技術をもう少し詳しく紹介することにしたいと思います。「病害虫に対する植物体の抵抗反応」−病害虫の被害を受けにくくするためには、病原菌や害虫の密度を下げるだけでなく、作物の病害虫に対する抵抗力を高めることも重要です。そこで、次に作物の抵抗性について考えてみたいと思います。「作物と病害虫の遺伝的多様性」−作物の持つ遺伝的な多様性について、フィロキセラというブドウの害虫に対する抵抗性を例に説明したいと思います。
● 佐藤喜作のキサクな話 ある日の訪問者   ・・・・ 佐藤 喜作
 本会理事長の佐藤喜作がキサクなお話しを。
● 農家の自家増殖が犯罪となる日
 農水省は農民から種子を奪って何をしようとしているのか?   ・・・・ 安田 節子
 「農家の登録品種自家増殖原則禁止を打ち出した農水省」「農家の自家採種の権利を奪い、罰則の強化へ」「誰のため、何のための農水省か?」「手をこまぬいていたらどうなるか…」
● 種から育てよう51「かぼちゃ 鶴首」   ・・・・ 林 重孝
 千葉県佐倉市から。日本カボチャの一種で、終戦前後の食糧難時代に西日本を中心によく作られていたそうです。中国から日本に渡来したという説もあるそうですが、本会科学部が日本語吹き替え製作したドキュメンタリー映画『食の未来』の中にも出てきますから、もともとはアメリカ大陸から来ているのかもしれません。
● [農場だより] わらしべ農園   ・・・・ 入江 敦
 現在、米、小麦、大豆、そばなどの穀物と野菜を借地約2.5haで栽培しています。産卵鶏約70羽と豚2頭を飼育し、食べ物はほぼ自給。その延長線上で、直接農産物を買ってもらっています。農園の名前は、脱穀した後の稲藁も大切にしたいと「わらしべ農園」と名付けました。
● とれたて青年部@ 青年部定例会ってどんな感じ?   ・・・・ 日本有機農業研究会 青年部
 2月初旬、月に一度の定例会が開催されました。この日の議題は、間近に迫った有機農業入門講座が中心でした。有機農業入門講座は夏の有機農業見学会と並んで、青年部が主催する重要な年中行事のひとつです。当日の段取りや役割分担について最終確認を行いました。
● 熱き心くん   ・・・・ 渡辺 知行
 今月の就農レポート「熱き心くん」は、渡辺知行さんです。まだ、自然農を始めたばかり。作物は思ったようには出来ません。失敗しています。なので、今年は、近代農法も行いますが、来年以降、自然農に変えて行き、経営も成り立たせていきたいと思っています。
 田畑を「ホッとする」「さわやかな」「気持ちが良い」「一日中、ここに居たい」と感じる場にし、食べて「気持ちが安らかになる、元気になる」作物を作っていきたいと思います。
● BOOK 『農業に明日はあるのか』先﨑千尋著   ・・・・ 佐藤 喜作
先﨑氏は公人としての激務をこなしながら農政、農業、農協、系統組織、社会問題など広範な分野にわたり投稿し、警鐘をならしてこられた。本書は、『全酪新報』紙に連載された記事を柱に編集され、核心をついた読みごたえのある内容となっている。  >> 詳しく

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