JAPAN ORGANIC AGRICULTURE ASSOCIATION

日本有機農業研究会

【書評】『食と農の原点 有機農業から未来へ』

(日本有機農業研究会 出版委員会)

食と農の原点

執筆者 佐藤喜作、中屋敷宏など19名
発行:日本有機農業研究会
本体価格1800円(税込)

 このたび本会では、『食と農の原点 有機農業から未来へ』を刊行いたしました。これは、全国各地で有機農業を「生産者と消費者の提携」(生消提携・産消提携)という方法で長年実践してきた農業者が中心となって開いた次のようなシンポジウム等で話したことを基にとりまとめたものです。
 一つは、「食」の荒廃が「飽食」を経てすでに「崩食」の時代に入っているという危機感を踏まえた「『崩食』の時代を農政のあり方から問う」日有研シンポジウム(06年8月28日)です。そして現下に進行する「構造改革」「新農政」で崩壊寸前になっている農業・農村の現状から未来へ向けた「農業・農村の未来と有機農業」日有研シンポジウム(06年12月10日)、07年2月11日には「冬のシンポジウム―有機の田畑から平和を考える」が開かれました。また、07年3月10〜11日には、毎年恒例の「全国有機農業の集い(日本有機農業研究会全国大会)が愛知県豊橋市で開かれましたが、その分科会報告からも一部を収載しました。また、遺伝子組み換えと食料についての論考も寄せていただきました。
 今、日本の「食」と「農」は、崩壊の危機にさらされています。戦後つづいた工業化・都市化優先政策で集積されたものがさらに、「構造改革」「新農政」によって追い討ちをかけられています。本来、市場化になじむはずのないものが容赦なくグローバル経済の中に投げ込まれてきました。そのような中で、本書執筆者19名は、それぞれの場であるべき農の姿、食のあり方を求め、有機農業に取り組んできて今日を迎えています。折から、2006年12月には、議員立法による有機農業推進法が制定されましたが、単に有機農産物を増やすための農業の推進ということでは、有機農業の本来の広く深い目標には及びません。本書には、現状の食と農を見据えた中から、未来へ向けた発言が収められています。
 本会発行の本書は、現在のところ、本会事務所がじかに販売(頒布)する形になっております。ぜひとも貴誌紙でご紹介いただき、幅広い読者を得られますよう、ご協力いただければ幸いです。

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