
『見えてますか?農業と農村の将来』
使い捨て時代を考える会編著著
発行 アットワークス
定価 1050円(税込み)
発行 アットワークス
定価 1050円(税込み)
今、日本の農業は追い詰められています。外からグローバル化と遺伝子組換え作物というお化けに追い立てられ、内からは高齢化と後継者問題。たまったもんではありません。
そんな現状を憂う、3人の農民が京都に集いました。一人は来たの農民・星寛治さん。山形県の有機農業の里・高畠町のリーダーとしてガンバってきた重鎮。2人目は、南の農民・山下惣一さん。農民作家としても有名。その農業者としての発信は多くの人々の共感を得ています。そして最後は、屋上農民・槌田劭さん。京都の使い捨て時代を考える会を長年、引っ張ってきた哲人。
この3人はたまたま1935〜1936年生まれ。戦争を10代で経験し、戦後の民主主義を肌で感じ取り、とりわけ先の2人は、農業が生業です。ますますお金ですべてが推し量られる時代の今、人と人とをつなぐ農業こそが、農村が生き残る、いや私たちみんなが生きながらえる術だと3人は訴えるのです。
昨年、秋、使い捨て時代を考える会は、「縁故米運動宣言」を発しました。食べものをいただく一人ひとりが、それを育む人たちのことを思い浮かべ、そして作る側も食べてくれる人たちの笑顔を思い浮かべる。そんな生産者と消費者の確実な関係を作り上げていこうと、新たな取り組みを紹介したのが本書『見えてますか?農業と農村の将来』。
乞うご購読!
(ロシナンテ社・しかたさとし)