『あめんぼ通信』
水田 祐助 著
発行:あめんぼ百姓塾
岡山県邑久郡長船町磯上1621
TEL:0869―26―3807
本体価格1000円
一三年前までサラリーマンだった水田さんは、今、農業をやっています。場所は岡山。イタリアンレストランへのハーブの出荷と、宅配用野菜パックが中心です。水田さんは農家の跡取だったけど、高校を卒業して三六歳で脱サラするまでの二〇年間、田畑の仕事など手伝ったこともありませんでした。サラリーマンは向いていないなと思っていて、あるとき「農業がひらめいた」。そして、どうやって農業をやっていこうかと思っていたとき、「有機農業」という言葉や、『土と健康』、『自然食通信』に出会われたそうです。
『あめんぼ通信』は野菜パックに入れて、食べる人に届けているものや、日ごろ書きためていたものを、三〇〜四〇代の農業志願予備軍にターゲットをしぼってまとめたもの。野菜パックを取り続けてもらうために書いていた通信が、いつのまにか自分にとって一番大切なもの、農業をする上でのバネにもなっていったそうです。
一年の農作業、ハーブ作り、販売拡大・営業の方法などのほか、変わったところでは、パソコン導入や、ホームページの開設などの記述もあります。
がんばり過ぎず、マイペースで試行錯誤を続けていらっしゃる水田さん。次なるステップは半農半X(エックス)のXの部分を充実させていくことだとか。どんなXが展開してくのでしょうか。
(大林典子)