JAPAN ORGANIC AGRICULTURE ASSOCIATION

日本有機農業研究会

第47回日本有機農業研究会全国大会・総会
つくる人・食べる人のつながりが大事!なんやねん、PGSって?

有機農業の未来に明るい希望が生まれるワークショップ、
3・11 後では初の運転差し止めを命じる関西電力大飯原発3、4 号機を
めぐる2014 年の判決を書いた裁判長による講演、
提携の次のステージをめざす提携推奨PGS プログラムの実施についての提言、
テーマを深める分科会、有機農業の種の交換会、手作りマルシェと、
志を同じくする全国の仲間が集まって、まさに有機的で濃密な2 日間を過ごします。

■日 時:2019 年2月23 日(土)〜24 日(日) 
     23日(土):ワークショップ、講演会、分科会、懇親会
     24日(日):種苗交換会、総会、マルシェ

■会 場:アヤハレークサイドホテル
     (滋賀県大津市におの浜3丁目2−25)
 アクセス
 JR大津駅から送迎バス5分、または膳所駅から徒歩10分

■申込み方法など:
1 ウェブサイトの申込みページか、土と健康1・2月合併号に同封の「払込票」に必要事項を記入の上、期日まで(必着)に払い込んでいただくことで申込み完了とします。 1月31日(木)15:00までに振り込みの方まで「早割」で受け付けます。
2月21日 (木)15:00までに振り込みがない場合は、予約は取り消しとなりますのでご承知おきください。
イベント申込みページ はこちらです。
申込み締切り (早割)2019年1月31日(木)15:00まで
         (普通)2019年2月15日(金)15:00まで
※ただし定員に達し次第、締切ります。
※できるだけ早めにお申し込みください。宿泊も懇親会への参加もされない場合でも当日参加はできますが、事前申込者を優先し、定員を超える場合は入場をお断りする場合があります。 当日の円滑な進行のため、事前払込みにご協力をお願いいたします。

■参加費:
23日 A.全日参加(懇親会・朝食付き宿泊あり)
     18,000円(早割 17,000円)
   B.全日参加・日帰り(懇親会あり・宿泊なし)
      8,500円(早割 8,000円)
   C.分科会まで参加(懇親会と宿泊なし)
     3,500円(早割 3,000円)
   D.懇親会のみ参加
     5,500円(早割 5,000円)
   E.プログラム・懇親会参加なし(朝食付き宿泊のみ)
     9,500円(早割 9,000円)
  部分参加
   F. プレワークショップ 1,000円
   G. 基調講演・提言   1,500円
   H. 分科会       1,000円
24日 一律無料(ただし、マルシェ出店料は別途)

■振込先:
ゆうちょ銀行  ★払込み手数料はご負担をお願いいたします。
口座番号 00900−8−196565  口座名義 日有研全国大会2019実行委員会
【専用の払込票をご利用の場合】
ゆうちょ銀行ATMまたは窓口でお支払いください。
【専用の払込票をご利用でない場合】
●ゆうちょ銀行または、ゆうちょダイレクトからお支払いの場合、以下の口座を指定してください。
預金種目 当座預金  記号 00900  番号 196565
口座名義 日有研全国大会2019実行委員会(読み ニチユウケンゼンコクタイカイ)
●他の金融機関からお支払いの場合、以下の口座を指定してください。
銀行名 ゆうちょ銀行  支店名 ○九九店(読み:ゼロキュウキュウ)
預金種目 当座預金  口座番号 196565  口座名義 日有研全国大会2019実行委員会
※キャンセル料 お申し込みの取り消しについては、以下のキャンセル料を申し受けます。
2月15日(金)まで  参加費の10%(90%返金)
2月16日(土)〜21日(木) 参加費の50%(半額返金)
2月22日(金)以降  参加費の100%(返金いたしません)
●お振り込みいただいた際の受領証、振込票の控え、ネットバンクの振込通知画面のコピー等を大 切に保管し、当日は会場にお持ちください。受付で手違いがあった場合にお申し込みの証明とな ります。

■主 催:全国有機農業の集い2019 in 東京実行委員会・NPO法人日本有機農業研究会


※詳細は随時更新します。

〜〜〜〜〜〜プログラム〜〜〜〜〜〜

1日目 2月23日(土) *******************************************************************
プレ企画 9:00〜11:00
ワークショップ「有機農業が当たり前の未来」  進行 総合地球環境学研究所FEASTプロジェクト

今は絵空事のように感じられる理想の社会を実現するには、どんな一歩を踏み出し、どんなステップを踏んで いけばよいのでしょうか。壮大な夢を現実化する計画作りにみんなでチャレンジしましょう!
 「将来こんなふうになったらいいなあ」「いやあ、そんなのムリムリ!だって農村はお年寄りばっかりだし、 農業はお金にならないし、消費者は安い物しか買わないし……」
 いつも私たちは新しいことを始めようとしても、つい厳しい現状ばかりに目が行って、何もできないと思いが ちです。今回のワークショップはその現実の枠組をとっぱらい、まず30年後の理想の世界から出発します。そ こから逆算すれば、今やるべきことは何か、5年後にやるべきことは、10年後にやるべきことは、と階段を描い ていくと、絶対に無理だと思っていたビジョンにたどり着くことが可能になるかもしれません。将来を予想して 逆算して考えることを「バックキャスティング」といいますが、この手法を使って、みんなでワクワクするよう な未来を描き、今やるべきことを考えます。
 総合地球環境学研究所FEASTプロジェクトによる楽しくて希望に溢れるプログラムです。

近郊で採れた有機栽培の作物、自分で育てた有機野菜、伝統製法の調味料、本物の加工品を使って、 誰もが自分のために、家族のために、料理をする。
親しい人たちとおいしく体にいいものを食べて、会話も弾む。
若者がいきいきと働く田畑では子どもが駆け、トンボや蜂が飛び回る。
料理の材料も、田畑の資材も、人材も、身近なところまでまかなえる。
食、エネルギー、資源、お金、人々が、小さい地域で幸せな循環をする。
理想の食と農のあり方、それは、懐かしい未来。
みんなで夢を描き、こんな未来を可能にしましょう。

開会式 13:00〜13:30

特別講演 13:30〜15:00
 「いのちを大切にする社会をつくる ― 原発訴訟と裁判官の責任 ―」
  樋口英明(福井地裁元裁判長)

樋口さんは2014年5月21日、福井地裁で関西電力大飯原発3・4号機の運転差止を命じる判決を下した裁 判官です。運転を差止める判断基準に「東京電力福島第一原発事故のような事態を招く具体的な危険性が万が 一でもあるか」を挙げ、安全対策を講じる際に想定する最大の揺れ「基準地震動」を超える地震が2005年以 降、各地の原発を5回襲った点を重視し、「大飯原発の安全技術と設備は脆弱なものと認めざるを得ない」と 地震対策の不備を認定しました。そして運転差止めを命じました。さらに判決の中で「原発は電気を生み出す 一手段にすぎず、人格権より劣位にある」と指摘しました。
   この判決は2018年7月4日に名古屋高裁金沢支部の控訴審判決で覆されてしまいました。樋口さんは、福 井地裁の判決が維持されていれば意見を言う必要がなかったが、取り消された以上は意見を言わなければなら ないと考えていらっしゃいます。講演では、どのような考えで大飯原発運転差止めの判決を出したか、また日 本の司法のあり方等に言及されます。ご自身の考え方がどのように受け取られたかを参加者の皆さんに聞いて みたいと言われています。

基調提言 15:00〜16:00
「有機農業の原点とPGSの考え方」 槌田劭
「PGSの世界の流れ」 橋本慎司

PGSとはParticipatory Guarantee System(参加型保証システム)の頭文字を取った略語 です。日有研の「提携推奨PGSプログラム(事業)」では、PGSとは「生産者と消費者の関係 性の確認と検証の共同事業」を指します。
  日本の認証制度には有機JASがあり、有機農産物を流通させるには必要とされていますが、認 証されたものが持続可能な農業によるものと言えるのか疑問があるというケースや、認証を受ける にはお金や手間がかかりすぎ小規模の農家には無理という声もあります。本当の認証とは生産者と 消費者の信頼の上に結ばれるものではないかと、日有研は信頼性を基盤にした制度であるPGSの 導入を提唱しています。
  無農薬・無化学肥料で生産物をつくることは容易なことではありません。大量生産はできないし、 草取り虫取りなど手間がかかり、その割りには収入に結びつかない。でもそのことを理解する消費 者がいて、その消費者に応える作物を作ろうという生産者がいれば、有機農業は続けていけます。 この、作り、支える関係を「提携」と呼びますが、その仕組みをより強くし広めるために考えられ ているのがPGSの導入です。消費者が農の現場に行って生産者と対話し、作られる生産物を見て 確認し、互いの信頼の元に認証するという参加型のプログラムです。認証された生産者のものなら 安心して買えるし、応援もできる。そういう信頼の下に有機農業を広げていくことを目指していま す。槌田さんは今の社会の有りようの中でPGSをどう考えるかを語ります。
  このPGSは国際的な枠組みの中で考え出されたもので、国際有機農業運動連盟が、第三者認証 制度ではない、もう一つの認証制度として提唱し、2005年に名付けられました。2008年に「地域 に焦点を当てた〈信頼〉〈社会的ネットワーク〉〈知識の交換交流〉を基盤として消費者等の積極的 な参加活動に基づき有機農業生産者を認定するしくみ」と定義を決めています。海外ではPGSを 実施している国(地域)がすでにあり、実践の形式もさまざまです。海外のPGSの動きについて 橋本さんが報告します。

分科会 16:30〜18:30
 第1「すてきな有機農業の技」
話題提供 魚住道郎(茨城県/有機農家)/道法正徳(株式会社グリーングラス)
進行 橋本慎司(兵庫県/有機農家)

農薬・化学肥料を使わない有機農業には、技術も経験も必要です。長年有機農業に取り組んできた日有 研理事長の魚住さんがたっぷりその技を語り、道法さんが果樹栽培の極意を語ります。進行は兵庫県で 有機農業を営む橋本さん。

 第2「タネを守るということ」
話題提供 林 重孝(千葉県/有機農家)/山根成人(ひょうご在来種保存会)   
進行 松平尚也(京都府/耕し歌ふぁーむ、NPO法人AMネット)

かつて農家ではその土地にあった作物のタネを代々受け継いで大切に育ててきました。同じ作物でも地 域ごとに多様な在来種があったのです。農業がなりわいから産業・商業になるにつれ、市場で人気のある 特定の品種に集約され、多様性が失われています。2017年には種苗法の施行規則が変更になり、「登録品 種の自家増殖」が禁止されるようになりました。でも、すべての自家採取が禁止されたわけではないので す。林さんは在来種、登録外品種の自家採取を続けようと呼びかけ、山根さんは除虫菊を復活させるなど、 在来種保護の取り組みを報告します。進行は京都府京北で有機農業に取り組みながら持続可能な農や食の 研究をしている松平さん。

 第3「子どもの給食をオーガニックに」 
話題提供 秋津元輝(京都大学農学研究科)/末永博子(枚方食品公害と健康を考える会)
社会福祉法人 照治福祉会 浦堂認定こども園(大阪府)
  進行 岩島 史(総合地球環境学研究所)

子どもの給食は公共的な食料調達であり、量と質の面において大きな社会的影響力をもちます。給食 へのオーガニックの導入を提唱する秋津さん、子どもを学校や幼稚園に通わせている親の立場で給食の 現状と問題点を明らかにする末永さん、給食に有機野菜などを取り入れている浦堂認定こども園からの 報告をもとに、給食にオーガニックを取り入れることの可能性を探ります。進行は総合地球環境学研究 所FEASTプロジェクトに参加している岩島さん。

 第4「人をつなげる提携推奨PGSを作ろう」
話題提供 槌田劭(使い捨て時代を考える会)/久保田裕子(日本有機農業研究会) 
進行 平賀 緑(大学非常勤講師)

PGSとはいったい何をめざしているのか。どうしたら有機農業の現場に取り入れることができ、有機 農業の発展に役に立つのか。PGSの意味を槌田さんが、具体的な提案を久保田さんが語り、実現の方向 をみんなで検討します。進行役の平賀さんは食の研究者として舵取りをします。

 第5「あなたの就農、応援します」 
話題提供 福原圧史(NPO法人ゆうきびと) 進行 児島ひかる&児島阿彌(使い捨て時代を考える会)

有機農業をやりたいという若い世代が最近増えてきています。ハードルが高いと言われていますが、ど うしたら新規就農し、生活していくことが可能なのでしょうか。島根県の山村において、行政の立場で有 機農業を推進してきた福原さんが実践報告と問題提起をします。進行の児島ひかるさん・阿彌さんは京都 府南丹市で新規就農して有機農業に取り組んでいる三十代の夫婦です。

 第6「琵琶湖からの発信 山から海まで、そして暮らし」
   話題提供 中村清作(琵琶湖漁師)  進行 仁木貴之(安全農産供給センター)

今大会の会場は琵琶湖のほとりにあります。「山がよくて水がいいので肥料なして米が育つ」と言われ てきた滋賀県では、田んぼで魚が孵り、川の「飴色の水」が魚を育て、湖では豊かな漁業が営まれ、米ど ころとして豊かな農業が営まれてきました。その「琵琶湖システム」は「世界農業遺産」として登録され ようとしています。しかし、近年の開発や社会の変化でその関わりの多くは絶たれ、農林水産業の姿は現 実には大きく変貌しています。琵琶湖で漁を営む中村さんから今の状況を聞き、琵琶湖と漁業・農業の関 わりはこれからどう紡ぎ直していくべきかを考えます。

オーガニック交流会(懇親会)、大会アピール 19:00〜21:00

夜の語らい 21:00〜23:00

2日目 2月24日(日) *******************************************************************
種苗交換会 8:00〜9:45
自家採種用の種子の交換です。交換・提供する種子を持参の方は、23日に大会受付で登録してください。
持参の種子類は、小分けにして袋に入れ、受付時に配布する書類に説明を書いてください。
なお、種子の持参なしで種がほしい方は、1000円以上のカンパで参加できます。

第47回日本有機農業研究会通常総会  10:00〜12:00

全国有機農家らのここだけマルシェ 10:00〜13:50

閉会式 13:50〜14:00

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