JAPAN ORGANIC AGRICULTURE ASSOCIATION

日本有機農業研究会

 ストップ!遺伝子組み換え汚染 販売種子の検査を!

日本有機農業研究会 『土と健康』04年7月号 入沢 牧子

 遺伝子組み換え作物は、国内での商業栽培はないとされていますが、トウモロコシだけでなく、ナタネも輸入(の購入)種子が使われて栽培されているため、遺伝子組み換え種子を栽培していないとは、言い切れない状況です。遺伝子組み換え汚染の起こっている可能性も(が)高い(ことが明らかになりました。)と考えられます。

 そのため、販売種子の遺伝子組み換え汚染検査を実施するよう農林水産省に要請をしてきていますが、現在、全種類の種子検査は実施されていません。また、種子には、遺伝子組み換え品種であるかどうかの表示義務もありません。

 遺伝子汚染の問題とは、食品用、飼料用として認可されたものだから問題ないとか、含有率が低いから問題ないとは決して言えません。組み換え作物を栽培しているはずがないのに、汚染によって知らないあいだに栽培していたということが大きな問題です。汚染の現状がどうであるか、種子、作物をきちんと検査し、組み換え遺伝子によって汚染されていないことを保証することが必要です。
 今回の結果は、ほんの一部の検査によるものですが、この意味は大きく、重く受け止めての対応が望まれます。


簡易検査キットで大体の傾向を把握しましょう

 ●簡易(テスト)検査キットを使い、各地でだいたいの傾向
  を把握しよう

 今回のこの検査は、検査(社)会社に頼んだものですが、私たちが簡単にだいたいの傾向を把握できるような簡易検査キットがあります。その簡易検査は一回当たり500円と、安価にできます。0.1%(1000粒中1粒GMがあっても反応する)の精度を持っています。反応が出たら、それを確定するために種子ネットのほうへ検体を送っていただければ、詳細な検査を行います。

 ●検査費用カンパのお願い

 種子ネットでは、ナタネ同様トウモロコシや大豆、そのほか、今後増えてくる医薬用、工業用の遺伝子組み換えについても検査を続けて行く所存ですが、何分検査費用が膨大で、その工面に四苦八苦しています。
 検査費用は、1検体あたり4万円(遺伝子汚染の有無)で遺伝子汚染が確認されたものはその遺伝子の特定をするのですが、これにその汚染度によって6万円(0.1%)〜11万円(0.1%以下)の費用がかかります。0.1%とか0.1%以下のくくりではありません。

 今回のナタネの件でも、前回のトウモロコシの件でも、汚染は非常に進んでおり、それもさまざまな遺伝子が複雑な状態で拡がっていることが懸念されます。現在の年会費3000円だけでは到底まかないきれません。GM汚染の実態把握のためにも、そして適切な対応をとるためにも是非、検査費用のカンパをお願いいたします。



簡易検査キット 1セット5000円 10回分(送料、消費税込み)、50回分、25000円

申し込み 郵便振込み 口座番号:00230−8−73027
                加入者名:ストップ遺伝子組み換え汚染種子ネット

問合せ ストップ遺伝子組み換え汚染種子ネット事務局(入沢)
           電話/FAX 046−276−1064
           Eメール syusinet@abox23.so-net.ne.jp

払込取扱票の通信欄に「検査カンパ」と明記してお振り込みください。

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