JAPAN ORGANIC AGRICULTURE ASSOCIATION

日本有機農業研究会

 GM作物の栽培中止を、各地で!!

日本有機農業研究会 『土と健康』 03年11月号


綾瀬市議会、茅ヶ崎市議会が、「遺伝子組み換え作物の栽培中止を求める意見書」を採択


 「遺伝子組み換え食品いらない! 海老名市民の会」が綾瀬市議会(神奈川県)へ提出していた「遺伝子組み換え作物の栽培中止を求める意見書」が、九月二四日、可決されました。はっきりと、“野外栽培の即刻中止”、“計画中の栽培の凍結”、“新規栽培計画を行わないこと”と明記した市民の意見が形となり、その意見書は、さっそく、衆参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣、農林水産大臣など関係機関に送られました。
 自治体として、おそらく第一号の、遺伝子組み換え作物の栽培中止を求める意見書ではないでしょうか。画期的なことです。引き続き九月三〇日には、茅ヶ崎市(神奈川県)も、同会が出していた意見書を採択しました。
 四年前、遺伝子組み換え食品への表示義務付けを求める運動では、日本にある総数約三三〇〇の自治体のうち一六〇〇以上もの自治体の議会から、表示義務付けを求める意見書が国へ送られ、それが表示制度導入の大きな力になりました。今度は、栽培中止を求める意見書を、綾瀬市、茅ヶ崎市の意見書に続いて、多くの自治体から続々と出していきましょう。ぜひ、お住いの自治体議会へ、意見書提出を求める陳情書を出してください!

 本号では、参考にもなるように、海老名市民の会代表札野宗夫さんに意見書と陳情趣旨などの関連資料を寄稿していただきました。議会により様式はさまざまです。地域の議員と連絡を取り合い、進めましょう。
 なお、大豆の場合、自家受粉の植物なので通常品種との交雑はないのでは?といわれていますが、交雑はゼロではないことが実証されています。本号には、そのような関連資料を参考として掲載しました。
 「植えたら、オシマイ!」―― カナダで、モンサント社の知的財産権を盾にとった理不尽な攻撃と闘うパーシー・シュマイザーさんの講演会のタイトルです。すでにカナダでは、トウモロコシも大豆も、遺伝子組み換え品種に汚染されてしまったとのことです(『GM汚染』に講演録掲載)。この警告を無駄にしないよう、がんばりましょう。

(科学部 安田節子/編集委員会 久保田裕子)


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